ブレイクダンスの動きは一般の運動よりも激しく様々な負担が体に掛かります。
体の使い方次第では体の負担を軽減することもできますが、やはり蓄積してしまうようです。
更に利き手があったり回転する方向や軸次第では負担の掛かるポイントも変わってきます。
例えば、右手を中心に片手で倒立する動きをしていれば右腕に負担が掛かりやすくなりますよね。
その一方で筋肉量としても右手の方が強くなるため腕の太さも変わってしまいます。
よく筋肉を付ければ負担が減るという話はありますが、それは柔軟性がある筋肉の場合に限ります。
当然、負担を掛け過ぎた筋肉は疲労しますし、硬くなり、血流も悪くなり、筋肉の滑りさえ悪くなります。
そうなると負担の方が強くなり関節のアライメント(配列)も悪くなり、筋膜により他の筋肉や関節にも影響が出てしまいます。
そうならないためにも柔軟性のある筋肉を維持していくことが大切です。
今回はブレイクダンサーのSKAJUNさんがご来院され、施術の感想を頂きました。
『施術前はダンスで怪我をして腕が伸ばせなくなり曲げるのもうまくできなくて大会が控えてたので困っていました。
今回施術をしていただき、制限されていた腕の可動範囲が広がりました。
そのおかげで私生活もダンスの際にもストレスや不安がなくなりました。
どの部分が具体的に痛いのか、どこが動かせないかも会話しながら施術していただいたので正確な場所をケアしていただけました。』
とのことですが、より細かい箇所の負担は特に取り切ることが難しく、繊細なところさえあります。
更に負担が蓄積されると、その負担は慢性化するため、より取り辛くなるということもありますので、早い段階での処置が大切になるというのも事実ですが、ブレイクダンスに関わらず長期化した辛い症状をそのままにしている方が多いことにも個人的に驚かされています。
長期化してしまうとより症状を改竄するのも難しくなるため、早い段階でケアされることをオススメ致します。
今回はブレイクダンサーのSKAJUNさんの症状に対してケアさせて頂きましたが、辛い症状を悪化させないため、そしてよりパフォーマンスを上げるためにも体に対してケアしてあげて欲しいと思うこの頃でした。
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